フロットのウェブマガジンTAGAYASU

11月としてはとても暖かい土曜日、アシタミルプロジェクトのひとつ「アシタミルディスカッション」第1回が開催されました。
社会を構成するひとりとして毎日働いているけれど、自分の会社のことしか知らない、業界のことしかわからない・・・それはなにかとても残念なことではないか。
他の会社ってどんな感じなんだろう？ならば直接聞いてみよう！
他社の実情、喜び、課題を知ることで、自社のこと、業界のこと、自分が属する地域のことをあらためて考える機会になるかもしれない。
「アシタミルディスカッション」はこんな想いから生まれました。

今回話をしていただいたのは、株式会社E旅の菅野部長。
結婚出産して社会から遠ざかる自分に「自分は仕事がしたいのだ」と気づきました。
見事社会復帰を果たし「自分に誇れる生き方をしたい」と旅行業界で奮闘する日々。
社長ともバチバチ喧嘩する赤裸々な体験談を語っていただきました。
「自社以外の仕事の話、初めて聞いた」「メンタルがすごすぎる」「衝撃的だった」など、ひとりひとりのこころに大きな爪痕を残したようです。
「受けた役によって自分自身を見つめ直し成長のきっかけにしたい」・・・自分自身の人生を生きる菅野部長、素敵でした。

後半は今回のテーマ「何のために、働いているのか？」を全員でディスカッション。
各部署をシャッフルして作った9グループに分かれてのディスカッションです。
堅苦しい話はいりません。正解もありません。日頃思っていることや感じていることをどんどん吐き出していけばいい・・・各グループ、あちらこちらから笑い声が絶えません。
果たしてグループ発表は、司会者がかけるまでもなくみんなから手があがり発表完了してしまうという盛り上がりぶりでした。

あたりまえだと思ってやってきたこと考えていたことが、実はそうではないことに気づく。
当たり前の反対はありがとう。
ありがとうが自然に交わされる職場っていいですよね。
ひょっとしたらそのひとことが聞きたくてみんな働いているのかもしれません。
ひとりひとりが自分と向き合う日になったアシタミルディスカッションは無事終了です。
なにかひとつでも今日手にした気持ちをアシタにつなげていければいいなと思う。
さて、次回は誰の人生を覗けるのでしょうね・・・

（運営メンバー）