2025.10.31

そんなふうに考えているんだ

社会を構成するひとりとして毎日働いているけれど、自分の会社のことしか知らない、業界のことしかわからない・・・それはなにかとても残念なことではないか。

他の会社ってどんな感じなんだろう?ならば直接聞いてみよう!

 

一昨年からアシタミルプロジェクトのひとつとして開催してきたフロットディスカッションの第3回目を、10月15日に開催しました。

今年は、普段は機械が動いている枚葉工場を会場として開放し、いつもとは少し違った雰囲気の中で行いました。

今回お話しいただいたのは、ココイズミヤの遠藤由美さんです。

ココイズミヤのお菓子が好きで働きたいと思い入社したものの、家族経営の中で板挟みとなり退社。

新しい職に就いたものの違和感を感じ、社長に誘ってもらったことをきっかけに再び ココイズミヤで働き始めた――そんな赤裸々なお話から、現在はリーダーとして部下を引っ張っていく立場になり、戸惑いながらも自分なりのやり方で一歩ずつ進んでいる という内容に、参加者一同が耳を傾けていました。

遠藤さんの飾らない言葉からは、仕事に対する真摯な姿勢や、日々葛藤しながらも 前に進もうとする力強さが感じられました。

後半はディスカッションパートです。

テーマは「自分の役割は何だろう?」。

参加者は部署をシャッフルし、対面9チーム・リモート3チームに分かれて話し合いま した。

それぞれが日々の仕事の中で感じている役割や立ち位置を語り合い、

お互いの思いや考えを知る中で、「そんなふうに考えていたんだ」と新しい発見もありました。

普段なかなか言葉にできないことを共有し合うことで、会話の輪が自然と広がっていきました。

 

発表の場面では、積極的に手を挙げて司会者にアピールする姿も見られ、

会場全体が明るく活気にあふれた雰囲気の中で今年も無事に終了しました。

遠藤さんのお話を通して、自分の立場や役割をネガティブにとらえるのではなく、 「与えられた環境の中で、どう自分らしく取り組めるか」を考えるきっかけを得ました。

また、ディスカッションを通じて、普段の業務では見えない仲間の一面を知り、お互いを新たな視点で見つめ直す時間にもなりました。

それぞれが持ち帰った小さな気づきや学びが、これからの日々の仕事をより前向きにする一歩につながっていくことを願っています。

 

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

 

【運営メンバー】