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12月4日、東北工業大学で「中小企業と地域創生」講義を行い1年生25名が参加してくれました。この「中小企業と地域創生」は、宮城県中小企業家同友会と東北工業大学の連携協定に基づき、「地域で若者を育て、地域に若者を残す」という理念を具体化する取組で2017年より実施されています。今年度から選択科目と位置づけられ大学教育の正式なカリキュラムとなりました。

当社講義3回目となる今回は、田宮印刷からフロットへ業態変革を伴いながら社名変更した背景と経緯や、中小企業のブランディングについて、事例と共にできるだけわかりやすくお話しました。

講義後グループ討論を行い、グループの発表者から感想や質問をいただくという流れ。「歴史ある社名を変更する勇気と覚悟が伝わってきました」「自分たちの暮らしが便利になっている一方で失われる仕事もあるのだと気づきました」「自分自身をブランディングしてみたいと思いました」などの感想をいただき、真意は伝わったようで嬉しかったです。

また、企画に興味をもってくれた方から、「企画力をつけるために今から心がけると良いことは何ですか？」と質問があり、「企画立案は情報収集から始まるけれど、誰かの視点を通じて簡単に得られる二次情報ではなく、実際に体験し感じる自分だけの一次情報を蓄積することが大事。それが良い企画の鍵になる」とお答えしました。

この講義を通じて、私たちの仕事や、地元中小企業に興味を持ってくれる方が少しでも増える事を願います。（五十嵐）