2023.12.13

田宮印刷、看板下ろすってよ。
【山形県中小企業家同友会山形支部12月例会】

師走の週末、山形県中小企業家同友会山形支部12月望年会にて、新フロットとしてスタートする阿部社長の報告がありました。

当社は昨年からノーネクタイとなりましたが、将来はもっとカジュアルにしたいという阿部社長、いきなりの私服での登場です。

最初に、人口減少という逃れられない社会課題の中、この先企業が向かう方向性とはなにかという全体像から、田宮印刷・FLOTの吸収合併、屋号変更へと至ったいきさつを解説しました。

誰もが言う「ピンチはチャンス」。果たして自分たちにとってそれはどんなことだ?と考えた時、コロナ禍のチャンスはこの一大変革だと確信した阿部社長。

とはいえ117年掲げた田宮印刷の看板を下ろす決断は容易ではありません。眠れぬ日々が続いたそうですが、それを上回るワクワクと熱意が前に進むことを選択します。

しかし、新しいことをやろうとすれば必ず反対意見が出るのも必然。社員の気持ちがバラバラでは本当の意味での合併はあり得ません。

そこでアシタミルプロジェクトを考案、社員同士のコミュニケーションによって意識の統一と向上を推進するという動きに出ます。それが各部門をシャッフルして組織した9つのプロジェクトです。

社長はそこには一切加わりません。メンバーだけで考え、進め、やり切るプロジェクトです。

通常業務をこなしながらですので1年という期間を使い、じっくりと確実に向かうべき方向を全員で共有していきました。その中にはアシタミルディスカッションやミニイベントなど、社外の方々とコラボする新たな試みもありました。

そして遂に新しい自分たちの会社FLOTで新年を迎えます。

「まじわり、かかわり、むきあい、挑戦する人・地域のオモイとコタエをはぐくむ。ともに歩み、ミライへ。」

これは社員だけのインナーブランディングで導き出したFLOTのブランドコンセプトです。

阿部社長の背中に、社員全員の姿が見えるような、穏やかだけど力強い報告会となりました。